必要な技術って、実はこれだけだった話。
HELLO! 、おのさんです( ・∇・)
「ネイルって、どこまでの技術できたら開業していいの?」
そんなふうに思ったこと、ないですか?
わたしも昔、ずっとその答えを探してた気がします。
「美フォルムとは、、フィルインもできないし…」
「自爪育成って言えないし…」
そんなふうに、どんどんハードルが上がっていって、
気づいたら“スタートする勇気”が遠のいてた。あの日。
でも先日、ある一冊の本を読んだことで、
その「ちゃんとやらなきゃ呪い」みたいなのが、ふっとほどけたんです。
本屋でふと手に取った「ネイル大全」
ある日、なんとなく入った本屋で
『ネイル大全』っていう本を見かけたんです。
セルフネイル向けの本って、どんなこと書いてるんだろ?と思って
パラパラっとめくってみたら…
え、これだけできたらサロン始められるじゃん?
って、なった。
内容はすごくシンプルで、基本ばかり。
- 甘皮ケア
- ポリッシュの塗布
- ジェルの塗布手順
- フットケア
- ジェルオフ
…それだけ。
何なら少しアートのやり方も。
でも、それだけで十分だったんよね。
丁寧な写真と説明を見ながら、
「あ、ネイルサロンって、こういう“当たり前”をちゃんとできることが大事なんだ」って
改めて思わされたというか、安心したというか。
技術って、全部できなくていい
今のネイル業界って、
SNSを開けば“すごい技術”が毎日流れてくる。
フィルイン極めてる人、
スカルプの神、
美フォルムの達人、
3Dアート職人、etc…
もちろん、そういう技術はかっこいいし、
できたら世界も広がる。
だけど、それができなきゃ開業できないわけじゃない。
むしろ、お客様が求めているのは、
- ベースがムラなく塗られていて
- ケアが適切にされてて
- 色がきれいに仕上がってて
- 生活しやすくて
- 持ちが安定してる
そういう、“ちゃんとした普通”なんだよね。
そしてそれって、
実はこの本、『ネイル大全』に載ってるような「基礎」で全部まかなえる(*゚∀゚)*。_。)ウンウン
簡単だけど、プロとしてちゃんとやるから価値になる
ジェルネイルって、やり方そのものは正直シンプルなんよね( ・∇・)
塗って、固める。それだけ。
でも、「それをお金をもらってやる」「お客様にとって安心できる施術にする」ってなると、
話は別。
- 甘皮処理ひとつとっても、やりすぎず、でもしっかり。
- ベースジェルも、厚み・フォルム・持ちを見越して塗布
- アートをするなら、その人の生活に合う配置やボリューム感で
一見簡単に見えることを、丁寧に、安定して、美しく仕上げる。
その“基礎力”があるからこそ、
枝葉が育って、花が咲いて、
「やっぱりプロは違うよね」って言ってもらえるんだと思う。
難しくしてたのは、私たちだったかもしれない
講師をやってると、
「もっと深く、もっと専門的に」っていう思考になりがちなんだけど、
『ネイル大全』を立ち読みしたときに
「あれ、私たち、難しく考えすぎてたかも?」って思った。
お客様が安心してネイルを楽しめるなら、
提供するメニューはシンプルでいい。
“ちゃんとベース塗れる”って、実はすごいことなんだよね。
“甘皮処理できる”って、めちゃくちゃ価値ある。
それだけでも、もうサロン始めていいんじゃない?って。
枝葉を育てるのは、幹があるからこそ
SNSでバズってるような技術は、枝葉。
それを伸ばすには、幹=基礎がしっかりしてないと崩れる。
ワンカラーがきれいに塗れる
ケアが整ってる
サロン空間が清潔
こういう「ちゃんと」があって初めて、
アートや特殊技術が“映える”し、“選ばれる”。
全部やろうとしなくていい。
ちゃんとした基礎を持って、それを誰かに届けられるなら、
それだけで立派なサロンオーナーだと思う。
開業は、もっと自由でいい
ネイルサロンって、思ってるよりずっと自由。
免許も許可もいらないし、
自分が「やろう」と決めたら、明日からだって始められる。
「まだ勉強しなきゃ」「もっと上手くなってから」って
思い続けて、時間だけが過ぎてしまうくらいなら。
“今の自分でできること”を、
誰かのために差し出してみる。
それで喜んでもらえたら、それがスタートでいいんじゃないかなって思う。
まとめ
『ネイル大全』って、見た目は薄い本かもしれないけど、
中に詰まってたのは、
「自宅サロンって実はこの技術で始められるんだよ」っていう原点だった。
難しいことを頑張るのもいい。
でも、難しく考えすぎないことも、大事。
なんかね、「あ、もうこれでいいや」って思えたんだよね。
ちゃんとできることがあるなら、それで誰かの役に立つなら、
一回、やってみてもいいじゃん?って。
そんなふうに思えたのも、
本屋でふと立ち読みしたあの本のおかげでした◎
📕ネイル大全
↑気になる人はみてみて基礎の基礎の基礎の本。
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