HELLO!おのさんです(´∀`)
ネイルサロンって技術職でありつつ、実はスーパー接客業でもありますよね。
お客様の年齢層が高めならなおさら、「言葉遣いって大事だなぁ…」とひしひし感じる場面もあるはず。
とはいえ、丁寧にしてるつもりでも、
「それ、実は“バイト敬語”だよ…」っていう言葉、案外多いんです。
今回は、ネイルサロンでありがちな“間違った敬語”や、ちょっと気になる言い回しをピックアップしてみました◎
① ❌「〇〇と言います」→ ✅「〇〇と申します」
初めてのお客様へのご挨拶、
「こんにちは、〇〇と言います」はよくあるセリフ。
でも、より丁寧にしたいなら
「〇〇と申します」がベター!
一見ほんの差だけど、年齢層高めのお客様にはしっかり響くポイントです。
あと、予約時のやりとりで「担当:〇〇」って書いてるなら、自己紹介で再度名乗るのも◎
② ❌「1000円からお預かりします」→ ✅「1000円お預かりします」
これ、実はコンビニでもよく聞くやつ。
でも「から」って何?1000円しか出してないのに。
“から”をつけると、なんだか中途半端な印象に。
正しくは「1000円お預かりします」でOKです。
お会計時の締め言葉も「○○円になります」より「○○円でございます」など、敬意を含めるとスマート。
③ ❌「どうしますか?」→ ✅「どのようになさいますか?」
これ、サロンあるある。「デザインどうしますか?」って聞いちゃうやつ。
もちろん通じるけど、
「どのようなデザインにされますか?」
「どのようになさいますか?」の方がやわらかく丁寧な印象に。
言い方ひとつで“選ばれてる感”は演出できる!
④ ❌「カタログになります」→ ✅「カタログでございます」
「〇〇になります」ってよく聞きますが、
“カタログが何になるの?”って話なんですよね。
このフレーズ、モノを渡すときについつい出がち。
「〇〇でございます」や「〇〇をお持ちしました」でOK。
言葉に“意味”があるかを意識すると、敬語はグッと磨かれます。
⑤ ❌「仕上がり、こちらでよろしかったですか?」→ ✅「仕上がり、いかがでしょうか?」
よくあるフィニッシュワークの声かけ。
「よろしかったですか?」は過去形になっちゃうのでちょっと違和感。
「仕上がり、いかがでしょうか?」
「お仕上がり、お気に召されましたか?」など、ふんわり柔らかい聞き方が◎
最後の印象ってとても大事。ウキウキして帰ってもらうためにも、慎重に選びたい言葉ですね!
⑥ ❌「無理です」→ ✅「申し訳ございません、〇〇のためできかねます」
デザイン提案やオーダーのとき、
「そのパーツないんです」「それは無理です」ってストレートに伝えてしまってない?
気持ちはわかる…でも、これはちょっとNG。
丁寧にお断りするなら
「申し訳ございません、こちらは〜のためご対応いたしかねます」
と“理由”を添えると、お客様も納得しやすいです。
さらに!
「もしよければこちらのデザインでしたらご対応可能です」と代案を出すと、印象も◎。
⑦ ❌「お手元の方を〜」→ ✅「お手元を〜」
“お手元”という言葉自体はOKなんですが、
「〜の方を」がつくと一気に冗長に…。
例:「お手元の方をこちらに…」→なんかもたつく
→「お手元をこちらにお願いします」で十分丁寧!
「の方」って使いすぎると、文章全体が回りくどくなりやすいので注意!
【まとめ】丁寧=カタイじゃない!言葉の“温度感”を選ぼう
いかがでしたか?
敬語って、「知ってるようで曖昧」なまま使ってることが多いですよね。
もちろん、サロンの雰囲気やターゲット層によって、多少フランクでも良い場面はあると思います。
でも、信頼感・安心感を与えたいなら「言葉の引き出し」があるに越したことはない◎
そして、「かしこまりすぎず、丁寧に」が理想のバランス。
接客って、ほんの一言で差がつく世界。
だからこそ、ちょっとした違和感や“ん?”と思う表現を見直すだけで、サロンの印象はグッと変わりますよ。
こんな風に、接客も技術も「ちょっとずつアップデート」していけばOK。
できないことが悪いんじゃなくて、「気づいて改善しようとしてること」が素晴らしい!
自宅サロンでも個人でも、“言葉のチョイス”はそのまま信頼に繋がる。
未来のお客様のためにも、今日の自分を整えていきましょ〜(`・ω・´)
コメント