こんにちは。HELLO! おのさんです٩( ‘ω’ )و
私はもともとネイリストではなく、携帯ショップで接客の現場に立っていました。
1日に何十人ものお客様と接し、クレーム対応や提案トークなど、“言葉の選び方”を徹底的に叩き込まれた環境😭
だからこそ、今ネイル業界で活動していて思うことがあります。
「技術はしっかりしてるのに、言い方ひとつで“損”してるネイリストさんが本当に多い…!」
・お断りの伝え方がぶっきらぼう
・予約NGの伝え方でチャンスを逃してる
・言葉に自信がなくて、お客様を不安にさせている
…実はこれ、ネイルのスキル以前の話なんです。
今回は、書籍『できる大人のモノの言い方大全』の内容をベースに、
自宅サロンを始めたい方・始めたばかりのネイリストさんに向けて、“接客で損しないための伝え方”をまとめました。
これを読めば、ちょっとした言い回しの工夫だけで、信頼感・安心感・リピート率までグッと変わりますよ。
よくある場面別・印象がアップする言い換え
1. お断りする時
• NG:「できません」
• OK:「申し訳ありませんが、◯◯は対応しておりません」
• OK:「その場合、こちらのご提案はいかがでしょうか?」
→ 感じよく断るコツは、代案を添えること。
2. ネイリスト側が遅れてしまう場合の伝え方(子育てネイリスト向け)
シーン例:
「子どもの体調が悪く、朝イチで小児科へ。思ったより診察が長引いてしまい、予約時間に間に合わないかも…!」
• NG:「すみません、遅れます」
• OK:「おはようございます。本日、子どもの体調不良で病院に連れて行っており、◯分ほど遅れてのご案内となりそうです。ご迷惑をおかけしてしまい、誠に申し訳ありません。到着の目処がつき次第、すぐにご連絡いたします。」
→ 遅れる理由は簡潔に+時間の目安+お詫びの言葉で安心感を。
3. 予約を断る時
• NG:「空いてないです」
• OK:「そのお日にちは満席となっております。よろしければ◯日以降でご案内可能です」
→ “また来てほしい”気持ちを伝えるのがリピートに繋がります。
4. 技術や仕上がりの説明をする時
• NG:「これくらいでいいと思います」
• OK:「この長さが生活しやすく、綺麗に見えるバランスです」
• NG:「多分、これで大丈夫です」
• OK:「こちらでしっかりと仕上げておりますので、安心してお過ごしいただけます」
→ 自信を持って言い切る表現が、プロとしての安心感につながります。
5. カウンセリング時の声かけ
• NG:「どんなデザインがいいですか?」
• OK:「今日はどんな雰囲気にされたいですか?」
• OK:「最近気になる色や、お好きな雰囲気ってありますか?」
→ “デザイン決め”ではなく“気分のヒアリング”にシフト。
6. 施術中の気遣い
• NG:「寒くないですか?」
• OK:「室温ちょうどよさそうですか?」
• NG:「眠かったら寝ちゃってください」
• OK:「ゆったりしていただけたら嬉しいです」
→ ほんの少し、言葉に“上品さ”を足すだけで印象アップ。
まとめ|接客は“技術”じゃなく“習慣”
ネイルの技術やデザインはもちろん大切。
でも、**お客様との信頼関係を築く最初のきっかけは、“あなたの言葉”**です。
今回ご紹介したのは、すぐにでも使える簡単な言い回しばかり。
「技術には自信あるのに、なぜかリピートが少ない…」と感じているなら、
ぜひ“伝え方”も見直してみてくださいね。
お客様とのやりとりがもっと楽しく、もっとラクになりますように。
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