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お客様の爪を薄くしているのは90%ネイリストだった!?

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こんにちは、おのさんです(´∀`)

もう梅雨ですね〜。

「雨ってイヤ」って人も多いけど、わたしは案外好きだったりします。

出かけるのは億劫だけど、家の中が静かで、ちょっとだけ考えごとが進んだり。

さてさて。

今日はネイリスト向けにちょっと真面目な話。

あなたはジェルネイルの「オフ」について、どう思ってますか?

「オフなんてサクッと終わらせて、デザインに時間かけたい」

「なるはやでオフして、フォルム作りを丁寧に」

そんなふうに思っているネイリストさん、多いと思います。

でもね。

もしあなたが「ジェルネイルって爪が薄くなるよね〜」と、どこかで思いながらオフしてるなら、ちょっと待って。

その“薄くなってる原因”、

実は、ほぼネイリスト側にあるかもしれないって話です。


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「オフされるの、実はイヤなんです」

これはわたしの個人的な話なんですが、

実はわたし、他人にジェルオフされるのがめちゃくちゃ苦手なんです。

なんでって?

綺麗にオフしてくれる人に、ほぼ出会ったことがないからです。

わたしの中での「綺麗なオフ」の定義って、

“無理やり剥がさないこと”なんですよね。

でも、これがなかなか難しい。

かつてサロン勤めしてた頃、ネイリスト同士で付け替え合ったりしてたんですが、

それはもうすごかった…。

・リフトしかけたジェルを無理やりファイルオフ

・プッシャーでガリガリ…ベリベリ…

・さらにその上からプレパでサンディング

ヒィィィィィィィ!!!(゚Д゚)ノ

あんなことしてたら、そりゃ爪薄くなりますよね?

しかもそれを“普通のこと”としてやってたから恐ろしい…。


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ジェルが悪いんじゃない。オフの仕方が悪いんだよね。

「ジェルって続けると爪が薄くなるよね〜」

この言葉、サロンワークしてると何回も聞くし、

なんならお客様の方からも言われたりする。

でもさ、それってほんとに“ジェル”のせい?

違うよね。

だって、サンディングをどれだけ深くやるか、

オフをどれだけ雑にやるか、

それ全部、わたしたちネイリスト側の裁量なんだよね。

もちろん、完全に“ノンダメージ”なんて無理だと思ってます。

でも「最小限に抑える」ってことは、できる。

それが、技術ってやつじゃないかなと。


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「上手くなる」って何だろう?

わたしがネイリストになりたての頃、

それはもう焦ってました。

「早く上手になりたい!」

「アートもフォルムも、何でも完璧にしたい!」

…でもあれから十うん年。

考え方が少し変わりました。

いまも「上手くなりたい」気持ちはあるよ?

でもその“上手さ”の定義が、変わってきたというか。

・どれだけ綺麗なアートができるか

・どれだけスピーディに終わらせられるか

よりも、

・どれだけお客様の爪を傷めずに施術できるか

・その人の爪にあった工程を選べるか

そこにこだわるようになってきました。


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「アート練習は2〜3回でどうにかなる。でも…」

これを言うと怒られるかもしれないけど、

アートって、やればある程度かたちになるんですよ。

もちろん、センスの差はあるけども。

でも「キレイに塗れる」「花を描ける」って、練習すればなんとかなったりする。

でも「ケア」「オフ」「ダメージ最小限」って、

感覚も必要だし、状態も毎回違うし、

なんなら“努力しても評価されにくい”部分だったりする。

でもね、そういう地味な部分こそ、

実は“信頼されるネイリスト”になるために大事なんだなって、最近つくづく思うんです。


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「早い・安い」が怖い理由

たまに「早いし安いし助かる〜」みたいな口コミを見かけるけど、

それって本当に良いことなんだろうか?と思ったりします。

美容院でもそうだけど、

「早く仕上がる」って、技術がある場合もあるけど、

単に“工程を削ってるだけ”のこともある。

必要なケアを飛ばしたり、

まだ残ってるジェルの上からガッツリサンディングしたり、

アセトンで溶けてないのに無理やり剥がしたり。

それを知らずに受けてるお客様も、

実はすごく多いんじゃないかなと思います。


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今、目指してるネイリスト像

わたしは派手なアートよりも、

「この人になら安心して任せられる」って思ってもらえるネイリストになりたいです。

爪が育ってきたとか、前より割れにくくなったとか、

そうやってお客様自身が自分の爪を好きになれるような。

そのためには、

やっぱり“見えないところ”に手間をかけられるネイリストでいたいなと思います。


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まとめ:ネイルの基本は、実は「オフ」にあったりする

ということで、今日のまとめ👇

  • 「ジェルで爪が薄くなる」は間違い。オフの仕方の問題。
  • 無理に剥がす・削る・急がせるオフが、最大のダメージ原因。
  • アートやフォルム以上に、ケアとオフの丁寧さは信頼に直結する。
  • 「爪を守れるネイリスト」が、実は一番“上手いネイリスト”かもしれない。

爪が薄いお客様を見るたびに、

「これは過去の誰かの仕業かも…」とゾッとすることもあります。

わたしたちは“今の仕上がり”だけじゃなくて、

“次回以降の爪の状態”も育ててるんですよね。

だから、目の前のジェルを取るスピードだけじゃなくて、

その人の“これからの爪”を思い浮かべながら、

今日も丁寧にオフしよ、と思うのです。


以上、「お客様の爪を薄くしているのは90%ネイリストだった!?」の話でした◎

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