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【フットネイルの季節】巻き爪のお客様が来たらどうする?自宅サロンが知っておきたい「塗らない」という選択肢

HELLO〜おのさんです🌼

ネイリスト歴13年、現在自宅サロン運営しながら、
「子育てしながら、自宅サロン開業を叶えたいママ」
に向け、無料のブログと動画で、独学で失敗しないための正しい基礎を全て公開しています。

このブログを見れば自宅ネイルサロンが開業できる内容を情報発信してます( ´∀`)

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少しずつ暖かくなってくると、フットネイルのオーダーが増えてきますよね!

「今年はサンダルを履きたいから、ハンドではできない派手な色にしたい!」

こんなふうに、お客様とウキウキしながら夏に向けてデザインを考える時間は、フットネイルならではの楽しさ。

そんなワクワクする季節、いろんなお客様の足を施術する中で、たまに出会うのが「巻き爪」でお悩みの方です。

「せっかく来てくれたし、可愛く塗ってあげたい!」

という気持ち、すごくわかります。

でも、ちょっと待って!Σ੧(❛□❛✿)

実は、巻き爪の状態によっては、ジェルを塗ることで逆に痛くなってしまうことがあるのを知ってた?

今日は、これからフットの予約が増える時期に向けて、お客様もネイリストもハッピーに過ごすための「巻き爪の基礎知識」と「プロとしての優しい提案」についてお話しします。٩( ᐛ )و

これを知っておけば、どんな爪のお客様が来ても焦らず対応できるようになるよ!


目次

実は危険!巻き爪にジェルネイルがNGな理由

まず、なぜ巻き爪にジェルがあまり良くないのか。

その理由は、ジェルの「固まる時の性質」にあり。

ジェルネイルは、ライトに入れて固まる時に、少しだけ縮む性質があります(硬化収縮といいます)。

ただでさえ爪の角が皮膚に食い込みがちな巻き爪。

その上に、固まると同時に「ギュッ!」と内側に縮まるジェルを乗せたら、どうなると思う?

食い込んでいる爪が、さらに強い力でグググッ!と皮膚にめり込んでくる。

想像しただけでも痛そうだよね?

  • 施術中は平気でも、帰宅後に痛みが出てしまう
  • さらに巻きが強くなってしまう

こうなってしまっては、せっかくのネイルも楽しめません。( ;∀;)

お客様に快適に過ごしていただくためにも、まずはこのリスクを知っておくことが大切だよ。

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「今は痛くない」が一番危ない!必ず確認すべきこと

ここからが重要!

一見して「あ、巻いてるな」と思っても、お客様に聞くと「え?全然痛くないですよ」とおっしゃるケース、

割と結構あるんだよね。

でも、ここで安心して普通に塗ってしまうのが一番のリスクです!

「今は痛くない」だけで、「塗った後も痛くない」保証はないってこと。

もし「巻き爪っぽいな」と感じたら、必ず以下の流れで確認をしましょう。

STEP① 現状を伝えて確認する

「拝見したところ、他のお爪よりカーブが強くて、少し巻き爪の傾向があるようですね。普段、きつい靴を履いた時などに痛みを感じることはありませんか?」

STEP② リスクを説明して同意をもらう

もし「痛くないです」と言われても、念押しが必要です。

「今は大丈夫なんですね、よかったです!

ただ、ジェルには固まる時に『ギュッと縮まる性質』があるので、今は痛くなくても、塗った後に圧迫されて痛みが出てくる可能性があるんです。

そのリスクがあるのでジェルネイルはおすすめしないのですが、今回はどうされますか?心配であればポリッシュ(マニキュア)も選べますが、いかがしますか?」

ここまで伝えて、お客様が「それでもジェルがいい!痛くなったらオフしに来る!」と納得された場合のみ、施術するようにしましょう。

この「事前の確認」があるかないかで、トラブルの確率は大きく変わるよ。


【危険】赤み・化膿は「即病院」のサイン

ただし、いくらお客様が「やってほしい」と言っても、絶対に「施術してはいけない境界線」があります。

  1. 皮膚が赤く腫れ上がっている
  2. 触ると熱を持っている
  3. 化膿している(膿が出ている)

これはもう「巻き爪」ではなく「炎症(病気)」の状態です。

私たちネイリストは医者ではありません。ここで触ってしまうと、雑菌が入ってさらに悪化し、責任問題にもなりかねません。

この場合は、

「炎症が起きているようなので、まずは皮膚科で診ていただいて、痛みが引いてから可愛くしましょう!」

と、優しく病院へ促してあげるのが最大の親切だよ。


【提案】ジェルが心配なら「ポリッシュ」がある!

「リスクがあるなら怖いな…でも色は塗りたいな」

そうお客様が迷われた時こそ、ポリッシュ(マニキュア)の出番!

ジェルと違ってポリッシュは、乾いても「ギュッと縮む力」がほとんどないの。

つまり、巻き爪を悪化させることなく色を楽しめる安全な方法なんです。

最近は「3分〜5分」と短めでで表面が乾く速乾タイプもたくさん出てるんだよ!Σ(‘◉⌓◉’)

サロンに何色か速乾ポリッシュを用意しておくと、こういう時に「あ、それなら安心!」と喜んでいただけますよ。


5. サンダルは必須!「乾かないリスク」を伝える

ポリッシュを塗る場合、一つだけ絶対に注意しないといけないことがあります。

それは、「靴」の問題です。

ポリッシュは表面が乾いても、中まで完全に固まるには「24時間かかる」と言われています。

もしお客様が「スニーカー」や「パンプス」で来店されていたら……。

帰りに靴を履いた瞬間、せっかく塗った色がヨレて台無しに…。

なので、ご予約の段階やカウンセリングで必ずこう伝えましょう。

「もしポリッシュ(マニキュア)仕上げをご希望の場合は、指先が出ているサンダル(ビーチサンダルなど)でご来店くださいね!」

ポリッシュ(マニキュア)がなくっても

「今日は色を塗るのはやめて、ピカピカに磨くだけにしましょう」

と提案するのも、プロの判断です。


6. 【技術】「塗らない」のに感動されるケアの魔法

最後に、私たちが提供できる「一番の痛み対策」をお教えします。( ´ ▽ ` )

足の爪って、お客様ご自身では「目が届かないし、手も届きにくい」場所ですよね。
だからこそ、私たちネイリストがケアしてあげるだけで、劇的に喜ばれることがあるんだよ。

実は、巻き爪の痛みの原因って、爪の巻きそのものよりも「ゴミ」や「トゲ」であることが意外と多いのを知ってる?

1. 隠れた「トゲ(切り残し)」を見つけてあげる

お客様がご自身で爪を切った時、端っこが切りきれずに「小さなトゲ」として残っていることがよくある。
お客様からは見えにくい場所で、これが皮膚に刺さってチクチク痛む。

これを私たちがニッパーやファイルで、整えてあげる。
それだけで、「あれ? 刺さってる感じがなくなった!」と驚かれることが本当に多いんだよ。

2. 詰まった「ゴミ」をお掃除してあげる

食い込んだ爪の溝(サイドウォール)には、靴下の繊維や古い角質がギチギチに詰まりがち。
これが爪と皮膚の間で圧迫する原因だったりもするんだよね。

お客様はご自身ではなかなか取れないけど、私たちが優しくお掃除してあげるだけで、圧迫感が取れて嘘みたいにスッキリします。


「色は塗れなくても、痛みを取って快適にしてあげることはできる」かもね

これこそが、プロのネイリストの腕の見せ所。
「塗らない=何もしない」ではなく、 お客様の手が届かないところをケアしてあげることこそが、立派な「技術」であり、信頼されるサービスなんだよ。٩( ᐛ )و

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この記事を最後まで読んでくれたあなたは、「流行に振り回されないサロンワーク」
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この記事を書いた人

おのさんです。ネイリスト歴13年、2児の母。
基本ゆるく働きたいタイプですが、
自宅サロンで月15万達成→現在は子育て優先で再構築中◎
このブログでは独学でネイルを学びたい人、
自宅サロンを始めたいママに向けて情報発信中です!

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